▲24日、飲酒運転・当て逃げの容疑での令状実質審査を終えた後、ソウル市瑞草区のソウル中央地裁を出て護送車に向かうトロット(韓国演歌)歌手キム・ホジュン容疑者。写真=聯合ニュース
飲酒運転・当て逃げ容疑が持たれているトロット(韓国演歌)歌手キム・ホジュン容疑者(33)が24日に身柄を拘束された。これは事故を起こしてから2週間、キム・ホジュン容疑者が飲酒運転の事実を認めてから五日後のことだ。
ソウル中央地裁の辛泳稀(シン・ヨンヒ)令状担当部長判事は同日午後、キム・ホジュン容疑者に対する令状実質審査を開き、「証拠隠滅の恐れがある」という理由で拘束令状を発行した。
共に拘束令状..
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▲24日、飲酒運転・当て逃げの容疑での令状実質審査を終えた後、ソウル市瑞草区のソウル中央地裁を出て護送車に向かうトロット(韓国演歌)歌手キム・ホジュン容疑者。写真=聯合ニュース
飲酒運転・当て逃げ容疑が持たれているトロット(韓国演歌)歌手キム・ホジュン容疑者(33)が24日に身柄を拘束された。これは事故を起こしてから2週間、キム・ホジュン容疑者が飲酒運転の事実を認めてから五日後のことだ。
ソウル中央地裁の辛泳稀(シン・ヨンヒ)令状担当部長判事は同日午後、キム・ホジュン容疑者に対する令状実質審査を開き、「証拠隠滅の恐れがある」という理由で拘束令状を発行した。
共に拘束令状が請求されていた所属事務所センガク・エンターテインメント代表イ・グァンドゥク容疑者と本部長チョン容疑者に対しても同じ理由で令状を発行した。
特定犯罪加重処罰法上の危険運転致傷・逃走致傷、道路交通法上の事故後未措置、犯人逃避ほう助などの容疑が持たれているキム・ホジュン容疑者は、今回の事故発生後、直ちに過ちを認めるのではなく、ウソ・ゴネ・同情集め・元検察庁高官の弁護人選任といった手法で対応した。専門家の間では「こうしたことは韓国社会全般の弊害の縮図だ」という声もあった。
キム・ホジュン容疑者は9日夜11時40分ごろ、ソウル市江南区狎鴎亭洞で酒を飲んで車を運転し、反対車線にいたタクシーに衝突した後、逃走した。この事故が報じられると、キム・ホジュン容疑者側は「飲酒は絶対にしていない」と言った。またこの日、遊興飲食店に行っていたことが明らかになった時は「酒の入ったコップは口に当てたが、飲んではいない」「お茶だけ飲んだ」と言った。犯罪容疑が次々と浮上していたのにもかかわらず時間稼ぎをし、18日と19日には慶尚南道昌原市内でコンサートを強行した。しかし19日、ついに飲酒運転の事実を認めた。
キム・ホジュン容疑者は弁護人に、検察総長(日本の検事総長)職務代行を務めた趙南寛(チョ・ナムグァン)弁護士(59)を選任した。警察とその周辺では、前職を前面に押し出して「何とか身柄拘束を免れようという浅はかな世論戦略」という反応もあった。
所属事務所の関係者らも犯行の隠蔽(いんぺい)に加担した。事務所代表のイ・グァンドゥク容疑者は事故を隠蔽するため、同事務所のマネージャーに対して警察に身代わりで出頭するよう指示した疑い(犯人逃避教唆)、本部長のチョン容疑者は事故を起こした車のドライブレコーダーのメモリーカードを廃棄した疑い(証拠隠滅など)が持たれている。
警察は証拠隠滅や逃走の可能性が高いとみて、22日にこれら容疑者たちに対する拘束令状を申請し、同日、検察が拘束令状を請求した。キム・ホジュン容疑者側は23日と24日の二日間にわたり予定されていたコンサートに出演するため、令状実質審査を延期してほしいと要請したが、裁判所は期日変更要請を受け入れず棄却した。このため、キム・ホジュン容疑者は23日にはステージに立ったが、24日のコンサートには出演しなかった。
令状実質審査後、ソウル江南警察署内の留置場で待機していたキム・ホジュン容疑者は、身柄を拘束されたまま今後の取り調べを受けることになった。江南署の関係者は「警察が捜査して身柄が拘束されたら、留置場にそのままいるのが一般的だ」と語った。
パク・ガンヒョン記者、チャン・ユン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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