▲豚肉炒めから出てきたという注射針。写真=インターネット・コミュニティー・サイト「ボベ・ドリーム」より
今月15日、あるインターネット・コミュニティー・サイトに「韓牛(韓国原産の牛肉)から注射針が出てきたというニュースを見ながら食事をしているんだけど…」というタイトルの文と写真が投稿された。
投稿者のAさんは「韓牛から注射針が出てきたというニュースを見ながら豚肉炒めを食べているんだけど、(口の中で)何かガリッという音がしたから見てみたら、ニュースに出ているのと同じ注射針が出てきた」と書いた。
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▲豚肉炒めから出てきたという注射針。写真=インターネット・コミュニティー・サイト「ボベ・ドリーム」より
今月15日、あるインターネット・コミュニティー・サイトに「韓牛(韓国原産の牛肉)から注射針が出てきたというニュースを見ながら食事をしているんだけど…」というタイトルの文と写真が投稿された。
投稿者のAさんは「韓牛から注射針が出てきたというニュースを見ながら豚肉炒めを食べているんだけど、(口の中で)何かガリッという音がしたから見てみたら、ニュースに出ているのと同じ注射針が出てきた」と書いた。
Aさんが掲載した写真を見ると、豚肉炒めの中に鋭い注射針が入っているのが分かる。
Aさんは「小さい子どもにあげなかったのは幸いだったが、とても驚いた。ニュースでは『韓牛』と言っていたが、ここでは豚肉から注射針が出てきた」と説明した。
これを読んだネットユーザーたちは「何てことだ。肉から注射針が出てくるなんて」「どうして金属検査であれに気付かないで通過してしまうんだ」「韓牛も本当に深刻な問題だけど、豚肉からも出てくるなんて、あり得ない」などのコメントを寄せている。
業界関係者だというあるネットユーザーは「HACCP(ハサップ)認証を受けていない小売販売所で、手動のミートテンダライザー(多数の細かい針で肉の筋を切り、軟らかくする道具)使用していて、針が折れたまま売られたようだ」と推察した。HACCPとは、食品・畜産物の原料管理、製造・加工・調理・選別・処理・包装・小分け・保管、流通、販売というすべての過程で危害のある物質が食品または畜産物に混入したり、汚染したりすることを防止するため、各過程の危害要素を重点的に管理する基準のことだ。
だが、一部には「最近の小さい子どもはコチュジャンを入れた豚肉炒めもよく食べるようだ」「(今、こうしたことが)問題になっている状況なので、注射針さえ手に入れることができれば、『ひともうけ』できそうだ」など、写真が信じられないというコメントを寄せる人もいる。
これより前の今月14日にも「ネット広告を見て注文した韓牛から注射針が出てきた」という投稿があり、騒動になっている。投稿者のBさんによると、先週末、ネット広告を見て注文した「1++(ツープラス=最高級ランク)の韓牛」を食べたところ、何かが歯に当たってはき出したという。よく見たところ、注射針の先端のようにとがった物だった。Bさんが公開した写真には、指の節の半分くらいの長さの注射針が2本写っている。
Bさんは「針がつぶれているのは、夫がかんだからだ。最初に食べてはき出したもので、2回目にはき出したのが針の先端部分だ」と説明した。
その後、病院で撮影したレントゲン写真を確認した結果、体の中にまっすぐな金属の針のような異物も写っていた。Bさんは「(肉)600グラムのうち400グラムほどを既に食べてしまった状態だったので、嫌な感じがして週末すぐに救急外来に行き、レントゲン撮影をしてもらった。その結果、私は異常がなかったが、夫の胃腸から針の一部と推定される異物が出てきた」と書いた。
そして、「『のみ込んだ針が内臓に刺さったり、傷付けたりして出てこなかったらどうしよう』と心配で、眠ることもできずにいる。夫は仕事に行けず、有給休暇を取って毎日病院で経過観察をしているところだ」と書いた。現在、この投稿は削除されている。
チョン・アイム記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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