【ソウル聯合ニュース】韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官は13日、中国・北京で王毅共産党政治局員兼外相と会談した。韓国外交部によると、両氏は26~27日のソウルでの開催を調整している韓中日首脳会談の開催に向け、協力を続けることで一致した。
今回の韓中日首脳会談は韓国が議長国を務めており、実現すれば2019年以来の開催となる。
趙氏は冷え込んでいる両国関係について、「難関があっても立場の違いがあ..
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【ソウル聯合ニュース】韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官は13日、中国・北京で王毅共産党政治局員兼外相と会談した。韓国外交部によると、両氏は26~27日のソウルでの開催を調整している韓中日首脳会談の開催に向け、協力を続けることで一致した。
今回の韓中日首脳会談は韓国が議長国を務めており、実現すれば2019年以来の開催となる。
趙氏は冷え込んでいる両国関係について、「難関があっても立場の違いがあつれきに飛び火しないよう(両国関係を)慎重に管理するなか、協力のモメンタムを続けていかなければならない」と強調。北朝鮮の度重なる挑発に懸念を示し、朝鮮半島の平和と安定、北朝鮮の非核化に向けた中国の建設的な役割を要請した。また、脱北者の強制送還に対する国内外の懸念を伝え、脱北者が希望する国へ行けるよう中国側の協力を求めた。王氏は中国の対朝鮮半島政策に変わりはなく、朝鮮半島問題の解決のため中国が建設的な役割を果たすと応じた。
両氏は供給網(サプライチェーン)の安定的な管理など経済協力を強化するための意思疎通も継続することで一致した。また、両国国民の相手国に対する認識改善や友好関係の発展のため、地方政府の交流を活性化させるなど交流・協力事業を再開させることにした。
両氏はウクライナや中東情勢、米中関係などについても意見交換した。
韓中外相会談は昨年11月、韓国南部・釜山で開かれた韓中日外相会談に合わせて行って以来。韓国外交部長官が北京を訪れるのは2017年11月以来、約6年半ぶりとなる。
聯合ニュース
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