ドローンで「雲の種」を散布、人工降雨のテスト現場に行ってみた /平昌

2024/05/11 10:43

 5月2日、江原道平昌郡の雲物理先導観測所から1機の無人機(ドローン)が飛び立った。すぐに、地上30メートルの高さまで上がったドローンで火花がはじけて煙が出始めた。ドローンが空中で「雲の種」をまいているのだ。「雲の種」にはヨウ化銀・塩化ナトリウム・塩化カルシウムなどの物質が用いられる。雨を降らせたり、降りやませたりしたい雲に、こうして雲の種をまいてやると、周囲の水の粒がくっつく核の役割を果たして水..

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