▲闇夜にライトとレーザーを利用して周辺を探索しているロボット犬の様子。/スローフレームのユーチューブ
【ソウル=NEWSIS】米国の火炎放射器メーカーが「火炎放射器ロボット犬」を売り出した、というニュースが伝えられた。
今月20日、米国の火炎放射器メーカー「スローフレーム(ThrowFlame)」が営むユーチューブのチャンネルに「火炎放射器ロボット犬・サーモネーター(The Robot Dog With A Flamethrower | Thermonator)」と題する動画がアップロードされた。..
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▲闇夜にライトとレーザーを利用して周辺を探索しているロボット犬の様子。/スローフレームのユーチューブ
【ソウル=NEWSIS】米国の火炎放射器メーカーが「火炎放射器ロボット犬」を売り出した、というニュースが伝えられた。
今月20日、米国の火炎放射器メーカー「スローフレーム(ThrowFlame)」が営むユーチューブのチャンネルに「火炎放射器ロボット犬・サーモネーター(The Robot Dog With A Flamethrower | Thermonator)」と題する動画がアップロードされた。
動画は、背中に火炎放射器を載せた四足歩行ロボットが落ち葉の上や雪原などを動き回る様子を捉えていた。動画の概要欄には「この四足動物はARC火炎放射器と結合され、どこにでもオンデマンドで炎を提供します」と書かれていた。
ロボット犬の名前は「サーモネーター」で、メーカーのホームページでは現在9420ドル(約146万円)で販売されている。
ホームページでは、火炎放射ロボット犬を利用して「農業経営」「雪や氷の除去」「エンターテインメントやSFX」などができる、とPRしている。また「遠隔作動」「障害物回避」「レーザー照準」などさまざまな機能が搭載されていることが分かる。
ロボット犬の背中に取り付けられた火炎放射器は最大10メートル先まで炎を発射することができ、Wi-Fiやブルートゥースの利用も可能だ。
これと関連して、ロボット犬の「兵器化」の懸念も出ている。
米国の軍事専門メディア「ザ・ウォー・ゾーン(The war zone)」は「サーモネーターのような存在がより強力な自律機能まで備えたら、戦場で極めて魅力的に感じられるだろう」とし「塹壕(ざんごう)に突進してくるロボット犬への対処は、非常に恐ろしい仕事になるかもしれない」と記した。
キム・スア記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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