▲イラスト=UTOIMAGE
イタリアで、1歳3カ月の男児が猛犬2匹にかまれて死亡するという事故があった。ANSA通信など現地メディアが22日(現地時間)、報じた。
報道によると、同日午前8時ごろ、イタリア南部カンポロンゴ村の住宅の庭で、1歳3カ月の男児がピットブルテリア2匹にかまれて死亡した。男児が母親と叔父と共に知人の家に立ち寄った際に悲劇が起きた。
当時、母親が男児を抱いて玄関に入った瞬間、庭にいたピットブルテリア2匹..
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▲イラスト=UTOIMAGE
イタリアで、1歳3カ月の男児が猛犬2匹にかまれて死亡するという事故があった。ANSA通信など現地メディアが22日(現地時間)、報じた。
報道によると、同日午前8時ごろ、イタリア南部カンポロンゴ村の住宅の庭で、1歳3カ月の男児がピットブルテリア2匹にかまれて死亡した。男児が母親と叔父と共に知人の家に立ち寄った際に悲劇が起きた。
当時、母親が男児を抱いて玄関に入った瞬間、庭にいたピットブルテリア2匹が飛び掛かってきた。これを見た男児の叔父が、男児を助けるためにピットブルテリアを引き離そうとしたが、できなかったという。救急車が到着した時には男児はすでに死亡していた。
男児の母親も腕と手首などをかまれてけがを負った。母親は精神的なショックを受けて病院に搬送された。
イタリアの消費者協会は「今回の事故は、市民の安全を保障するために、潜在的に危険をはらむ犬を規制する措置が必要だということを示している。この品種はファッショントレンドとして広まっている」と指摘した。さらに「ロットワイラーやピットブルのような一部の品種は、力が強く歯が鋭いため、訓練状態に関係なく致命的なけがを負わせる可能性がある」と説明した。
警察は、事故が起きた時2匹の犬がなぜつながれていなかったのかなどを調査中だ。男児を襲ったピットブルテリアは地域の動物保護センターに送られ、安楽死させるかどうかが決まる予定だ。
今年2月には39歳の男性がローマ近郊にあるマンツィアーナの森でジョギング中にロットワイラー3匹に襲われて死亡した。イタリアの消費者協会によると、犬にかまれる事故は毎年7万件近く起きているという。
チェ・ヘスン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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