◇金正恩氏が「核反撃訓練」指導 超大型放射砲射撃
北朝鮮の朝鮮中央通信は23日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の指導の下、超大型放射砲(多連装ロケット砲)を用い、核反撃を想定した総合戦術訓練を前日に実施したと報じた。金正恩氏は超大型放射砲の精度の高さを評価。訓練に成果があったとし、「戦術核攻撃の運用空間を拡張し、多重化を実現する」という党中央の核武力建設構想が現実のものに..
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◇金正恩氏が「核反撃訓練」指導 超大型放射砲射撃
北朝鮮の朝鮮中央通信は23日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の指導の下、超大型放射砲(多連装ロケット砲)を用い、核反撃を想定した総合戦術訓練を前日に実施したと報じた。金正恩氏は超大型放射砲の精度の高さを評価。訓練に成果があったとし、「戦術核攻撃の運用空間を拡張し、多重化を実現する」という党中央の核武力建設構想が現実のものになったと満足感を示したという。韓国軍合同参謀本部は22日、北朝鮮が同日午後に平壌から朝鮮半島東の東海に向けて短距離弾道ミサイルと推定される数発を発射したと発表していた。
◇政府と医療界の対立 突破口見いだせず
政府は、医師不足などの対策として打ち出した大学医学部の入学定員増員について、これまで固持してきた「2000人増員」から譲歩する姿勢を示したが、増員に反対する医療界との対立解消に向けた突破口をいまだに見いだせずにいる。25日には医学部の教授らが辞表を提出してから1カ月となり、辞表の効力が発生して大量辞職が現実化する恐れもある。政府と医療界の関係者によると、医学部の定員増員に関する政府の「融和策」が発表された後も、医療界は依然として定員増を根本から検討し直すよう要求し続けている。
◇サッカーU―23 韓国が日本破り組1位で8強へ
サッカー男子のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23(23歳以下)アジア・カップは22日、カタールのドーハで1次リーグB組の最終戦が行われ、韓国が1―0で日本を下した。ともに2勝だった韓国と日本はベスト8入りを決めていたが、韓国が3戦全勝(勝ち点9)の組1位となった。韓国は0―0の後半30分、キム・ミヌ(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)がCKを頭で合わせて先制。この1点を守り切った。
◇今年の経済成長率 輸出好調で見通し上回る可能性
今年の韓国の実質国内総生産(GDP)成長率が見通しを上回る可能性があるとの見方が広がっている。韓国の国際金融センターによると、スイス金融大手のUBSはこのほど、韓国の経済成長率見通しを2.0%から2.3%に上方修正した。また、米シティバンクは2.0%から2.2%に、英HSBCは1.9%から2.0%にそれぞれ引き上げた。半導体や自動車などを中心に輸出が期待以上の伸びを見せ、経済成長率の上昇をけん引するとの分析が出ている。
◇尹大統領の義母 きょう仮釈放審査
法務部は23日午後に4月の仮釈放審査委員会を開き、銀行の残高証明書を偽造したなどとして私文書偽造などの罪で懲役1年の判決を受け、服役中の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の義母、チェ・ウンスン氏の仮釈放の可否を決める。昨年7月21日からソウル東部拘置所で服役しているチェ氏は、刑期の70%を超えたことで仮釈放の審査対象になった。今回仮釈放対象者に選ばれれば、30日に出所する。
聯合ニュース
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