▲イラスト=UTOIMAGE
5万ウォン紙幣と商品券合わせて300枚超をコピーして偽造し、マンションの窓から外にまき散らした40代の男が実刑判決を受けた。
韓国法曹界が18日に明らかにしたところによると、ソウル北部地裁は通貨偽造・偽造通貨行使・有価証券偽造・偽造有価証券行使・名誉毀損などの罪で起訴されていた男(43)に対し、懲役2年を言い渡した。
男は1月15日、ソウル市蘆原区のマンション内の自宅から、複合機でコピーした5万..
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▲イラスト=UTOIMAGE
5万ウォン紙幣と商品券合わせて300枚超をコピーして偽造し、マンションの窓から外にまき散らした40代の男が実刑判決を受けた。
韓国法曹界が18日に明らかにしたところによると、ソウル北部地裁は通貨偽造・偽造通貨行使・有価証券偽造・偽造有価証券行使・名誉毀損などの罪で起訴されていた男(43)に対し、懲役2年を言い渡した。
男は1月15日、ソウル市蘆原区のマンション内の自宅から、複合機でコピーした5万ウォン紙幣と商品券を13階の非常階段の窓から外に向かってまき散らしたとして罪に問われた。まき散らしたのは偽造紙幣288枚と偽造商品券23枚、合わせて320枚だった。
さらに、上の階の居住者たちに、虚偽事実が書かれたビラ58枚を配布した罪でも有罪となった。男は、上の階の住民たちのせいで騒音被害に遭っているとしてこのような行為に及んだという。ビラの表には「麻薬 偽造紙幣 商品券 売ります」「女子中学生 女子高生 性売買」などの文言が、裏面には被害者らが居住するマンションの棟番号や部屋番号が書かれていたことが分かった。
裁判官は「通貨および有価証券に対する公共の信用と貨幣流通に対する取引の安全を損なう行為であり、罪状が悪質だ」「何者かが偽造紙幣1枚を拾得して使うなど、さらなる犯行が発生した点、名誉を毀損された被害者たちから許されていない点などは情状面で不利」と量刑理由を説明した。
ただし「好奇心あるいは名誉毀損の目的で犯行に及んだ点、相当数の偽造紙幣と商品券が速やかに回収され、市中に流通しなかった点などは考慮した」とも続けた。
ムン・ジヨン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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