▲写真=UTOIMAGE
ウクライナ軍兵士が訓練を受けているドイツ国内の米軍基地内部をロシアの複数のスパイが極秘に調べ、サボタージュ(破壊工作)を試みたとしてドイツ検察が捜査を行っている。
ドイツ連邦検察庁は18日(現地時間)、30歳代のドイツ系ロシア人2人を軍事サボタージュ目的のスパイ活動、他国の情報機関に協力するスパイ行為などの容疑で前日に逮捕したと発表した。
容疑者らは昨年10月からロシア情報当局とやり取りしながら..
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▲写真=UTOIMAGE
ウクライナ軍兵士が訓練を受けているドイツ国内の米軍基地内部をロシアの複数のスパイが極秘に調べ、サボタージュ(破壊工作)を試みたとしてドイツ検察が捜査を行っている。
ドイツ連邦検察庁は18日(現地時間)、30歳代のドイツ系ロシア人2人を軍事サボタージュ目的のスパイ活動、他国の情報機関に協力するスパイ行為などの容疑で前日に逮捕したと発表した。
容疑者らは昨年10月からロシア情報当局とやり取りしながらドイツ国内の軍事関連施設や企業などの偵察を行い、放火や爆破などを計画していたという。
ドイツ政府によると、2人はドイツからウクライナに向かう軍事物資の補給ルートなどを把握した上で、破壊工作を計画しウクライナ支援の妨害を狙ったようだ。
2人はドイツ国内の米軍基地も撮影し、ロシアの情報当局に送っていたことが捜査で明らかになっている。
2人が偵察や情報収集を行っていた施設にはドイツ南東部グラーフェンヴェーアの米軍基地も含まれていた。この基地ではウクライナ軍兵士らに米戦車エイブラムスの使用法などを教育している。
2人のうち主犯の男は2014年12月から16年9月までウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派部隊で活動していたことをドイツ当局は把握している。
ドネツクの親ロシア派部隊はドイツからテロ組織に指定されている。
チ・ジョンヨン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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