重症やけど患者ら、やけどのかゆみを軽減する服作りで第二の人生 /ソウル

2024/04/07 11:05

重症やけど患者、医療スタッフ・福祉士と共に衣類研究所を開き「圧迫衣類」を製作

▲3月14日、PG Labで働くやけど患者の(左から)チョン・スンエさん、ユ・ギョンソンさん、オム・ムンヒさんがファン・セヒ代表と「圧迫服」を手に取り笑みを浮かべている。/イ・テギョン記者

 「やけど後にまた働けるようになるとは思ってもいませんでした。第二の人生を出発したような思いです」

 3月13日午後、ソウル市永登浦区漢江聖心病院5階「PG Lab」の作業室を訪れた。約35平方メートル(約10坪)の空間でオム・ムンヒさん(61)がミシンの前に座って「やけど患者」のための衣類を作っていた。ショッピングモール事務室で仕事をしていたオムさんは2014年、電気ショートによる火災で全身にやけ..

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