北朝鮮、新型ミサイルの固体燃料エンジンをテスト…金正恩総書記「戦略的価値、敵はもっとよく理解している」

2024/03/21 10:45

超大型放射砲に続き、2日連続で挑発

▲北朝鮮の金正恩総書記が今月19日、西海衛星発射場で、新型中長距離極超音速ミサイル用多段階固体燃料エンジンの地上噴射試験を指導している様子。19日午前と午後に、西海衛星発射場で今回の試験を成功裏に行なったという。20日に北朝鮮の朝鮮中央テレビが報じた。/朝鮮中央テレビ・NEWSIS

 北朝鮮が、18日の超大型放射砲(多連装ロケット砲)発射に続いて、19日には極超音速ミサイルの射程を大幅に伸ばせる固体燃料エンジンの地上噴射試験を行った。4月の韓国総選挙を前に、挑発の頻度とレベルを高めつつある。

 北朝鮮の労働新聞によると、金正恩(キム・ジョンウン)総書記の指導の下、「19日午前と午後に西海衛星発射場で、新型兵器体系の開発日程に基づき、中長距離級極超音速ミサイルに取り付ける多段階固..

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