【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は20日、第3回「民主主義サミット」本会議の第2セッションで、「特定勢力が組織的に作って配布するフェイクニュースは単純に誤った情報を広げるだけでなく、社会にあつれきと分裂を引き起こす」とし、「フェイクニュースは国民が事実と異なる情報をもとに誤った判断を下すよう扇動することで、民主主義の根幹である選挙を脅かしている」と述べた。
また、人工知..
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【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は20日、第3回「民主主義サミット」本会議の第2セッションで、「特定勢力が組織的に作って配布するフェイクニュースは単純に誤った情報を広げるだけでなく、社会にあつれきと分裂を引き起こす」とし、「フェイクニュースは国民が事実と異なる情報をもとに誤った判断を下すよう扇動することで、民主主義の根幹である選挙を脅かしている」と述べた。
また、人工知能(AI)などの技術が使われたフェイクニュースや虚偽情報や操作された情報の拡散は世界の問題として浮上しているとし、「民主主義に対する明確な挑発」と指摘した。
尹大統領は2024年は世界各地で重要な選挙が行われる「選挙イヤー」であるとし、「普遍的な価値を共有する民主主義国家が連帯してフェイクニュースに共に対応しなければならない」と呼び掛けた。また、「公正な選挙で民主主義の基礎を守るというわれわれの責務はいつにも増して重大だ」として「フェイクニュースを厳重に扱う法と制度を共に準備していかなければならない」と指摘。「国境を越えて他国の選挙に影響を及ぼそうとする勢力に対しても厳格に法を執行できるよう国際社会が協力しなければならない」と強調した。
AIやデジタル技術を悪用してフェイクニュースを作り出す勢力に対抗するためのシステムを作る必要性も指摘し、それでもフェイクニュースが止まらなければ、これに対応する「強力かつ体系的な対応」を共同で展開しなければならないと訴えた。
そのうえで「韓国はこのために各国の政府や国際機関、そして民間パートナーらと緊密に協力していく」とし、「フェイクニュースから民主主義を堅固に守護していくために国際社会のパートナーらと力を合わせる」と表明した。
聯合ニュース
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