▲ソウル城北警察署。/ニュース1
ブラインドのひもが首に引っかかって心停止状態に陥った3歳の女児を韓国警察が救った。
韓国警察は3月14日の夜、ソウル市城北区のある一戸建て住宅で、心停止状態で発見された3歳の女児を救助したという。ソウル・城北警察署が19日に明らかにした。
韓国警察によると、14日午後8時34分ごろ、泣き声を上げて内容の分からない通報電話がかかってきた。当時、通報者は、位置を尋ねる状況室職員の質問に答えないまま電..
続き読む
▲ソウル城北警察署。/ニュース1
ブラインドのひもが首に引っかかって心停止状態に陥った3歳の女児を韓国警察が救った。
韓国警察は3月14日の夜、ソウル市城北区のある一戸建て住宅で、心停止状態で発見された3歳の女児を救助したという。ソウル・城北警察署が19日に明らかにした。
韓国警察によると、14日午後8時34分ごろ、泣き声を上げて内容の分からない通報電話がかかってきた。当時、通報者は、位置を尋ねる状況室職員の質問に答えないまま電話を切り、警察は緊急事態を意味する「コードゼロ(code 0)」を発令した。通報者は女児の母親だったと後に分かった。
警察の管制センターは、通報が受理された位置座標周辺の防犯カメラをモニタリングしたという。その後、一戸建て住宅1階の窓に映る差し迫った動きをキャッチし、当該住宅を特定した。指示を受けて現場に出動した警察官は、通報受理からわずか6分後に、この住宅で女の子を発見した。
当時、女の子は居室のソファで飛び跳ねて遊んでいたところブラインドのひもが首に引っかかり、意識不明状態に陥ったことが確認された。警察が現場に到着した当時、女児の意識はなく、床に倒れていたという。母親は、意識を失った子を発見した直後に警察へ通報したが、パニック状態で正確な状況を伝達できなかったと伝えられている。
警察は、救急隊が到着するまでおよそ10分間、心肺蘇生術を施した。救急隊が到着する前に、女児は意識を取り戻したという。その後、女児は大学病院の救急室へ搬送された。
韓国警察の関係者は「通報者の位置が不明確な状況で、地域警察と管制センター、状況室が協力して幼い子の大切な命を救うことができた」と語った。
ソ・ボボム記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
Copyright (c) Chosunonline.com