投打二刀流の「野球天才」大谷翔平(29)=ロサンゼルス・ドジャース=が結婚を電撃発表するや、ファンたちの間で大谷が高校時代に書いた「人生設計シート」があらためて注目されている。野球選手としてのキャリアはもちろん、結婚や子どもに関する計画まで具体的に書いたものだ。
大谷は先月29日、写真交流サイト(SNS)「インスタグラム」に「本日は皆さまに結婚いたしました事をご報告させていただきます。新たなチー..
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投打二刀流の「野球天才」大谷翔平(29)=ロサンゼルス・ドジャース=が結婚を電撃発表するや、ファンたちの間で大谷が高校時代に書いた「人生設計シート」があらためて注目されている。野球選手としてのキャリアはもちろん、結婚や子どもに関する計画まで具体的に書いたものだ。
大谷は先月29日、写真交流サイト(SNS)「インスタグラム」に「本日は皆さまに結婚いたしました事をご報告させていただきます。新たなチームと新たな環境でのスタートとなりますが、2人(1匹も)で力を合わせて支え合い、そしてファンの皆さまと共に歩んでいけたらと思っております」「お相手は日本人女性です」と報告した。パパラッチもあきらめた「野球しか知らない、正しい生活をする男」と言われていた大谷が、実は「品切れ男(既にパートナーがいる男性)」だったという事実に、野球ファンたちは驚きを隠せない。
日本だけでなく海外のインターネット・コミュニティー・サイトでも、大谷が花巻東高校に通っていた時に書いた人生設計シートがあらためて注目されている。42歳になるまでの毎年の大きな目標を書いたもので、野球選手としての目標だけでなく、結婚や子どもの教育計画まで書かれている。
ここで大谷は自分の結婚時期を「26歳」と書いている。そして28歳の時に「男の子誕生」、31歳の時に「女の子誕生」、33歳の時に「次男誕生」、37歳の時に「長男が野球はじめる」となっている。「野球天才」の遺伝子を受け継ぐ2世も野球選手に育てたいという目標だ。
野球選手としての夢はどうだったのだろうか。10 代の大谷は、高校卒業後すぐに渡米することを希望していた。20歳の時に「メジャー昇格」、21歳の時に「ローテーション入り」して「16勝」を達成した後、22歳の時に「サイ・ヤング賞」を獲得すると書いている。結婚すると言っていた26歳の時には「ワールドシリーズ優勝」という目標も立てていた。
だが、実際の大谷はこの人生設計シートとは少し違う人生を送っている。日本でプロ入りして5年間プレーし、2018年にロサンゼルス・エンゼルスに移籍して大リーガーになった。ワールドシリーズ優勝もまだだ。
それでも、大谷が書いた27歳の計画は、鳥肌が立つほど事実と一致している。「WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本代表」になり、「MVP(最優秀選手)」をもらうと書いていたが、実際に大谷は2023年にWBCで優勝し、大会MVPに輝いた。また、2021年に満場一致でアメリカンリーグMVPに選ばれ、皆が認める最も優れた選手になった。
WBC優勝はもともとの目標と比べると1-2年遅いが、新型コロナウイルス感染症流行のせいで大会が6年ぶりに開催されたことを考えれば、ほぼ計画通りだと言える。米フォックス・スポーツは当時、「大谷は自らの努力でWBCのMVPになり、高校時代に予見していたことを実現させた」と報道した。
結婚という大きな目標を達成した大谷にとって、残るはワールドシリーズ優勝だ。大谷は今季、ドジャースと世界スポーツ史上最大規模となる10年・7億ドル(当時のレートで約1015億円)の契約を結んだ。大谷は入団会見で、ドジャース入りを決めた最大の理由は「優勝するため」と答え、ワールドシリーズに対する意欲を示した。
一方、大谷のお相手に関する情報は国籍以外に明らかになっていない。大谷は3月1日にこれについて言及するものとみられる。昨年のあるインタビューでは「結婚や子どもも含めて、平穏に暮らしたい。心が平穏なのが何よりもいいことかなと思う」と語っていた。
ムン・ジヨン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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