▲イラスト=UTOIMAGE
【NEWSIS】オーストラリアで、雌のコアラの死を悲しむ雄のコアラの様子がキャッチされた。胸の痛む映像はソーシャルメディア(会員制交流サイト)でシェアされ、話題になった。
23日(現地時間)に豪メディア「ウイークリー・タイムス」など外信が伝えたところによると、この動画はオーストラリアのある動物保護団体が、南部のアデレードヒルズで撮影した。
当時、救助を要するコアラ2頭がいるという通報が団体に入っ..
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▲イラスト=UTOIMAGE
【NEWSIS】オーストラリアで、雌のコアラの死を悲しむ雄のコアラの様子がキャッチされた。胸の痛む映像はソーシャルメディア(会員制交流サイト)でシェアされ、話題になった。
23日(現地時間)に豪メディア「ウイークリー・タイムス」など外信が伝えたところによると、この動画はオーストラリアのある動物保護団体が、南部のアデレードヒルズで撮影した。
当時、救助を要するコアラ2頭がいるという通報が団体に入った。しかし救助スタッフが現場に到着したとき、2頭のうち雌のコアラは既に死亡した状態だった。
そして残された雄のコアラは、死んでしまった雌コアラを抱き寄せて悲しんでいた。愛する者の死を悼む人間の姿と変わらなかった。
動画をソーシャルメディアにアップロードした団体側は「こうした姿を目撃することは、動物救助スタッフにとってもまれ」と説明した。その上で「死んだコアラに関連する救助作業は非常につらいが、今回は一層胸が痛んだ」と明かした。また、雄のコアラと一緒に雌のコアラの遺体も収容し、雄は健康な状態であることを確認した後、自然に返したと伝えた。
動画を見たネットユーザーらも悲しみを表した。「私の心も壊れた」「動物も感情を持っていることを示している」など、こみ上げる思いを打ち明けた。
ヒョン・ソンヨン記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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