韓国左派が李承晩を攻撃したとき【コラム】

2024/02/24 15:05

汚染された歴史、「李承晩悪魔化」 左派だけの力でそうなったのか? 左派のフレーミングに屈服した保守 李承晩・朴正煕たたきを「傍観」

▲1954年8月24日、最貧国・大韓民国の李承晩大統領がニューヨーク・マンハッタンの「英雄たちの谷(Canyon of Heroes)」でパレードをしている様子。/キム・ドクヨン監督提供

 「不義を見て傍観しない100万学徒と国民がいるのだから、私はどれほど幸せか」。自分を辞めさせたデモ隊についてこう語る「民主主義者」李承晩(イ・スンマン)は、これまで、石つぶてで作った墓に葬られた状態だった。映画『建国戦争』は、左派の「李承晩悪魔化」を正す作品だ。

 だが、おかしくないだろうか。どういうわけで、数千万の国民が50年以上も「ガスライティング(心理的虐待の一種)」されたのか。左派の力だけ..

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