▲イラスト=UTOIMAGE
釜山警察が、酒に酔って往復6車線の道路の真ん中で眠っていた70代の男性を発見し、保護した。
釜山北部警察署が明らかにしたところによると、1月29日午後11時45分ごろ、釜山・徳川交差点の往復6車線道路の中央分離帯付近に1人の男性が寝転がっていた。当時、深夜のパトロールをしていた交通安全係のオ・シヨン警監(警部に相当)とオム・チャンミン警長(巡査長に相当)がこの男性を目撃し、保護に乗り出した。
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釜山警察が、酒に酔って往復6車線の道路の真ん中で眠っていた70代の男性を発見し、保護した。
釜山北部警察署が明らかにしたところによると、1月29日午後11時45分ごろ、釜山・徳川交差点の往復6車線道路の中央分離帯付近に1人の男性が寝転がっていた。当時、深夜のパトロールをしていた交通安全係のオ・シヨン警監(警部に相当)とオム・チャンミン警長(巡査長に相当)がこの男性を目撃し、保護に乗り出した。
警察は、まずパトカーで周りの車を規制した後、男性に近付いていった。この男性は70代のAさんで、当時はジャンパーを体にかけて、片腕を枕に横臥している状態だった。
警察が声をかけて目を覚まさせると、Aさんは起き上がって「ここはどこだ」と尋ねたという。Aさんは酒に酔って道路で寝ていたことが分かった。
警察は、パトカーにAさんを乗せた。その後、Aさんの財布を見付け、身分証に書かれていた住所地に彼を連れていった。Aさんはパトカーの中でも、酒に酔って何も言わずにいた。そうして「ありがとうございます」という言葉を残して車から降り、家へ向かったという。
北部警察署は7日、積極的なパトロール活動で交通事故を予防し、救護措置を取ったオ警監とオム警長に表彰状と激励金を授与した。
なお、韓国の道路交通法第68条3項は、酒に酔って道路で徘徊したり、道路で交通の妨げになる方法で横になったり行為を禁止している。これに背いた場合、20万ウォン(約2万2300円)以下の過料に処されることもある。
チェ・ヘスン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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