「経営権継承だけのための合併ではない」 サムスントップが一審起訴事実全てで無罪となった理由とは

2024/02/06 10:35

 サムスン電子の「経営権違法継承事件」で、一審のソウル中央地裁は5日、李在鎔(イ・ジェヨン)会長に全面無罪の判決を言い渡した。検察は李会長が2015年、第一毛織とサムスン物産を合併した際、株価操作、背任、会計上の不正などの罪を犯したと主張したが、裁判所は起訴事実を全て退けた。

 ソウル中央地裁は両社の合併について、「李会長への(経営権継承)を唯一の目的でなされたとみる証拠が不足している」とし、「むし..

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