▲空港でファンにサインをするリンガード。写真=インターネット・コミュニティー・サイトより
プロサッカー英プレミアリーグ(EPL)で活躍していたジェシー・リンガード(31)がKリーグ・FCソウルのユニホームを着てゴールを決めた後、おなじみのポーズをするシーンが見られるようになるのだろうか。FCソウルに入団すると言われているリンガードが5日、韓国入りし、ファンの間からは「信じられない」という反応が相次いでいる。
リンガードは5日、写真交流サイト(SNS)「インスタグラム」の自身の公式アカ..
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▲空港でファンにサインをするリンガード。写真=インターネット・コミュニティー・サイトより
プロサッカー英プレミアリーグ(EPL)で活躍していたジェシー・リンガード(31)がKリーグ・FCソウルのユニホームを着てゴールを決めた後、おなじみのポーズをするシーンが見られるようになるのだろうか。FCソウルに入団すると言われているリンガードが5日、韓国入りし、ファンの間からは「信じられない」という反応が相次いでいる。
リンガードは5日、写真交流サイト(SNS)「インスタグラム」の自身の公式アカウントで「韓国に行く飛行機に乗る」と告知した。このためインターネット上には「英プレミアリーグでプレーした選手がKリーグに来るなんて信じられない」など、終日大きな反響を呼んだ。数日前から一部メディアなどでリンガードのFCソウル入団説が報道されていたが、ファンたちはリンガードが実際に韓国行きの大韓航空機に乗る写真を見て、実感が湧いた様子だった。
ファンたちは「単なる訪韓ではなく、チームに入るなんて信じられない」「来てくれるのはうれしいけど、どうして来てくれるのかまだ戸惑っている」「もしかして年俸を週給と勘違いしているのではないか」「リンガードは実は韓流ファンなのでは?」「リンガードをきっかけに、他のワールドクラスの選手たちも来ることになるのでは?」「今後はKリーグを見るかいがある」「おなじみのポーズがこの目で見られるようになるなんて」と、喜びと戸惑いが入り交じった反応を見せている。
同日午後の仁川空港は、リンガードを出迎えようと訪れたファンたちで一時混雑した。リンガードは空港で待っていたファンたちにサインするなど「ファンサービス」をし、ファンたちは応援歌を歌ってリンガードの入国を歓迎した。報道機関のユーチューブ公式チャンネルでリンガードの入国が生中継されたが、この動画は同日夜8時現在、再生回数28万回(MBICニュース)を記録している。
報道機関やインターネット・コミュニティー・サイトなどに掲載された動画を見ると、リンガードは空港を出て車に乗る間にファンに囲まれ、足の踏み場もないほど移動に苦労していた。報道陣もファンもリンガードを写真に撮ろうと接近、警備員たちがこれを制止してリンガードを誘導した。SNSなどに投稿されたファンの写真を見ると、ピントがぼけたりぶれたりしており、当時の混乱ぶりが伝わってくる。
特に、リンガードが車に乗る直前に撮られた写真には、リンガードが短簫(タンソ)という韓国の笛を持っている姿が写っていたが、これはファンからプレゼントされたものとみられる。リンガードはゴールを決めた後、笛を吹くようなしぐさのポーズをすることで有名だが、このため、韓国のファンが韓国の伝統楽器である短簫をプレゼントしたようだ。
この日はリンガードが着ていたファッション・アイテムも話題になった。リンガードがかぶっていたキャップは人気ファッションブランド「Chrome Hearts(クロムハーツ)」のアイテム、フード付きパーカーとパンツは「be yourself(ビーユアセルフ)」のアイテムだとのことだ。
また、あるジャーナリストのインスタグラム・アカウントにはこのほど、リンガードがFCソウルのユニホームを着ているように合成されたとみられる写真まで掲載された。このジャーナリストは「速報! リンガードがFCソウルに入団するため交渉中」と書いた。
英BBCは2日、「マンチェスター・ユナイテッド出身のジェシー・リンガードは韓国のクラブ・FCソウルのオファーを真剣に検討している。31歳の同選手は昨シーズン、ノッティンガム・フォレストを去って以降、クラブに所属せずに過ごしてきた」と報道した。
また、「KリーグのFCソウルはリンガードに2年契約と相当な額の年俸を提案した」「Kリーグの移籍に詳しい関係者によると、リンガードは来週月曜日(5日)に入国し、FCソウルのメディカルチェックを受けた後、2月4日から鹿児島県でキャンプをしているチームに合流する予定だそうだ」と伝えた。
リンガードは5日午後、韓国に到着し、FCソウル入団のための最終交渉に入る予定だ。予定通りなら6日にメディカルチェックを受け、7日に契約書に署名した後、8日に入団記者会見を行う見通しだ。
イ・ヘジン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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