米エミー賞受賞の韓国系米国人イ・ソンジン監督「今や韓国人の観点が世界人の観点になった」

2024/02/03 11:05

エミー賞8冠、ドラマ『BEEF』のイ・ソンジン監督インタビュー

▲韓国系米国人の生活は過酷だった。学校生活で浴びた嘲笑、両親の過度な期待、貧困と差別。その全ての経験を込めた『BEEF』でエミー賞の監督賞、脚本賞などを受賞したイ・ソンジン監督は「過酷な人生をユーモラスに解釈する監督になりたい」と話した。/イ・シンヨン映像メディア記者

 「米国人は今、韓国に非常に関心があり、韓国人についてとても知りたがっています。ですから、わざわざ米国人の考えに寄せるようなことはしないでください。心を打つストーリーは既に自分の中にあるのですから」

 1月15日(現地時間)、米ロサンゼルスで行われた第75回プライムタイム・エミー賞授賞式で、ネットフリックスのドラマ『BEEF/ビーフ 〜逆上〜 』(以下、『BEEF』)で監督賞などを受賞したイ・ソンジ..

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