マリー・アントワネット【萬物相】【朝鮮日報】

2024/01/28 10:35

 パリ中心部のセーヌ川沿いにある中世の建築物「コンシェルジュリー」は、宮殿として建てられながらも14世紀から政治犯の牢獄として使われた場所だ。ここに収監されていた囚人の中で最も有名なのが、フランス大革命期の王妃、マリー・アントワネット(1755-1793)だ。76日間収監されて裁判を受け、断頭台の露と消えた。夫のルイ16世はその年の初めに既に断頭台に上っていた。

 18世紀にオーストリアを40年間に..

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