韓国、「半導体の命の水」超純水の国産化に成功…早ければ8月から導入へ

2024/01/17 11:05

ウェハーの不純物洗浄に使用

▲2023年2月1日、慶尚北道亀尾市のSKシルトロンを訪れ、SKグループ崔泰源(チェ・テウォン)会長とシリコンウエハー生産施設を視察する尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領。写真=韓国大統領室通信写真記者団

 「半導体の命の水」と呼ばれる超純水(ultrapure water)が韓国で国産化に成功し、早ければ今年8月にも韓国の半導体工場で初めて使われることになる。超純水とは、水を構成する水素と酸素だけを残し、無機質やバクテリアなどを全て除去した水のことで、半導体ウエハー(原板)の不純物を洗浄するのに使われる。半導体製造工程に必須だが、韓国がウエハーを初めて生産した1983年から51年間にわたり日本から..

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