【ソウル聯合ニュース】韓国の第2次ベビーブーム世代(1968~74年生まれ)の会社員2000人を対象に行った調査の結果、ほとんどが10年以内に現在の職場を退職するものの、5割の人が退職後の老後資金を必要額の半分も準備できていないことが分かった。
韓国の金融グループ、未来アセットが27日までに公開した報告書によると、第2次ベビーブーム世代のうち、「10年以内に現在の職場を退職する」と回答した人は90..
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【ソウル聯合ニュース】韓国の第2次ベビーブーム世代(1968~74年生まれ)の会社員2000人を対象に行った調査の結果、ほとんどが10年以内に現在の職場を退職するものの、5割の人が退職後の老後資金を必要額の半分も準備できていないことが分かった。
韓国の金融グループ、未来アセットが27日までに公開した報告書によると、第2次ベビーブーム世代のうち、「10年以内に現在の職場を退職する」と回答した人は90%に達した。
また83.6%は「退職後は再就職や起業を通じて収入を得る」と回答し、退職後も仕事を続ける理由としては「生活費のため」を挙げる人が61.5%で最も多かった。ただ「再就職に自信がある」と答えた人は27.9%だった。
第2次ベビーブーム世代の会社員のうち、48.3%は「退職後に必要な老後資金の半分も準備できていない」と回答し、「80%以上準備できた」とする回答は13.3%だった。
また退職後の資産の中では「金融資産が最も重要だ」とする回答が31.0%で最も多かった一方で、保有資産の中で金融資産が占める割合は17.2%にとどまり、不動産を中心とした実物資産が全体の82.8%を占めていることが分かった。
未来アセットの研究員は「第2次ベビーブーム世代は退職まで残された時間が少ないだけに、準備を急がなければならない」と指摘した。
聯合ニュース
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