【ソウル聯合ニュース】韓国の国防部は21日、国会国防委員会に対し、韓米日3カ国が北朝鮮のミサイル関連情報をリアルタイムで共有するシステムを稼働したことについて、「われわれの探知範囲外で発射された北の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)情報を早期に獲得できる」として、「獲得した情報を活用し、民防空警報の発令や適時の迎撃戦略運用が可能」と報告した。
また、北朝鮮が発射したミサイルが韓国の探知範囲を外れる..
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【ソウル聯合ニュース】韓国の国防部は21日、国会国防委員会に対し、韓米日3カ国が北朝鮮のミサイル関連情報をリアルタイムで共有するシステムを稼働したことについて、「われわれの探知範囲外で発射された北の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)情報を早期に獲得できる」として、「獲得した情報を活用し、民防空警報の発令や適時の迎撃戦略運用が可能」と報告した。
また、北朝鮮が発射したミサイルが韓国の探知範囲を外れる場合も発射から弾着までの飛行特性情報などを補完することができるとし、「任意の時間と場所で北がミサイルを発射した際、3カ国の探知装備の能力を活用してより正確な情報を早期に獲得し、探知空白を補強できる」と強調した。
国防部は米国のインド太平洋軍司令部を中心に3カ国の地上・海上での探知情報を共有し、北朝鮮のミサイル発射推定地点や経路などの飛行特性のほか、弾着地点など必要な情報を共有すると説明した。
一方、国防部は北朝鮮が「米本土に対するさまざまな種類の攻撃能力を誇示するなどし、朝鮮半島や地域の緊張を高めようとする」との見通しを示した。
北朝鮮が18日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した際は発射前、韓米日のイージス駆逐艦が展開し、共同で発射に備えたと明らかにした。今回のICBM発射は今月末に予定されている朝鮮労働党中央委員会総会で金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が示した戦略兵器部門の最優先5大課題の履行をアピールするとともに、今年の国防分野での成果をまとめる狙いがあると分析した。
聯合ニュース
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