▲イラスト＝UTOIMAGE

　偽の金ネックレスを本物と偽って貴金属店に売り、数千万ウォンを奪った20代の男が警察に捕まった。

　全羅北道高敞警察署は11日、詐欺容疑で20代の男を拘束したと発表した。男は先月3日、全羅北道高敞郡の貴金属店で、偽の金ネックレス30匁（もんめ＝112.5グラム）を純金だと偽り、店主から930万ウォン（約100万円）を受け取って逃げるなど、今年9月から11月まで計9回にわたって計約6000万ウォンを奪..

▲イラスト＝UTOIMAGE

　偽の金ネックレスを本物と偽って貴金属店に売り、数千万ウォンを奪った20代の男が警察に捕まった。

　全羅北道高敞警察署は11日、詐欺容疑で20代の男を拘束したと発表した。男は先月3日、全羅北道高敞郡の貴金属店で、偽の金ネックレス30匁（もんめ＝112.5グラム）を純金だと偽り、店主から930万ウォン（約100万円）を受け取って逃げるなど、今年9月から11月まで計9回にわたって計約6000万ウォンを奪った容疑が持たれている。

　男は銀のネックレスを金メッキした後、内側に純度の刻印まで入れ、偽の金ネックレスをたくみに仕上げた。そして、貴金属店店主に自分の身分証を提示し、ネックレスを渡す手口で犯行を重ねた。犯行地域も全羅北道全州市や益山市一帯など複数にわたった。

　男から偽の金ネックレスを買わされた貴金属店店主がネックレスを溶かす際に偽物だと気づき、警察に通報した。警察は、男が約6000万ウォンを他人の口座に入れていたことを確認し、単独犯行ではない可能性も視野に入れ、共犯がいないかを重点的に捜査している。

　警察側は「類似の犯罪は全国的に拡散している。貴金属店経営者が貴金属を購入する際には特に注意してほしい」と呼びかけている。

ムン・ジヨン記者

チョソン・ドットコム／朝鮮日報日本語版

Copyright (c) Chosunonline.com