【ソウル聯合ニュース】韓国軍初の軍事偵察衛星が日本時間の2日未明、米カリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙軍基地から米スペースXのロケット「ファルコン9」で打ち上げられる。
韓国国防部は、韓国軍の偵察衛星1号機を搭載したファルコン9は1日現在、基地内の発射台に立てられた状態だと伝えた。
スペースXがウェブサイトで公開したスケジュールによると、ファルコン9は2日午前3時19分(現地時間1日午前10時1..
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【ソウル聯合ニュース】韓国軍初の軍事偵察衛星が日本時間の2日未明、米カリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙軍基地から米スペースXのロケット「ファルコン9」で打ち上げられる。
韓国国防部は、韓国軍の偵察衛星1号機を搭載したファルコン9は1日現在、基地内の発射台に立てられた状態だと伝えた。
スペースXがウェブサイトで公開したスケジュールによると、ファルコン9は2日午前3時19分(現地時間1日午前10時19分)に打ち上げられる。偵察衛星はロケットから切り離されて軌道に入り、同4時37分ごろ海外の地上局と交信する。4~6カ月ほどの運用試験評価を経て、来年上半期中に正式に任務を開始する見通しだ。
偵察衛星1号機は高度400~600キロで地球を周回する低軌道衛星。電気光学(EO)センサー・赤外線(IR)センサーを搭載し、1日に数回、特定地点を監視・偵察できる。
撮影する映像の解像度は0.3メートル級とされる。地上にある大きさ30センチの物体を見分けられるレベルで、3メートル級とされる北朝鮮の偵察衛星よりはるかに性能が高いという。国防部の関係者は「解像度やEO・IRセンサーの同時運用を考慮すると、韓国の偵察衛星の性能は世界で上位5位以内と判断している」と伝えた。
国防部は2025年までにさらに4基の偵察衛星を順次打ち上げ、計5基を確保する計画だ。5基を運用すれば、北朝鮮の特定地点を2時間ごとに監視・偵察できるという。
聯合ニュース
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