▲子の入試不正疑惑にかかわったとして一審で懲役刑を言い渡された曺国(チョ・グク)元法務部(省に相当)長官の妻・鄭慶心(チョン・ギョンシム)元東洋大学教授。20日午後、ソウル市瑞草区のソウル高等裁判所で開かれた二審の公判に出廷した。写真=聯合ニュース
曺国(チョ・グク)元法務部(省に相当)長官と娘の曺ミン氏に続き、妻の鄭慶心(チョン・ギョンシム)元東洋大学教授も本を出版することが分かった。出版界の関係者が26日に明らかにした。
これによると、鄭慶心元教授が書いたエッセー『私一人で悲しみます』はボリ出版社から出版される予定だという。本のサブタイトルは「深い絶望とさらに高い希望」だ。
この本には、鄭慶心元教授が3年2カ月間にわたり経験した拘置所生..
続き読む
▲子の入試不正疑惑にかかわったとして一審で懲役刑を言い渡された曺国(チョ・グク)元法務部(省に相当)長官の妻・鄭慶心(チョン・ギョンシム)元東洋大学教授。20日午後、ソウル市瑞草区のソウル高等裁判所で開かれた二審の公判に出廷した。写真=聯合ニュース
曺国(チョ・グク)元法務部(省に相当)長官と娘の曺ミン氏に続き、妻の鄭慶心(チョン・ギョンシム)元東洋大学教授も本を出版することが分かった。出版界の関係者が26日に明らかにした。
これによると、鄭慶心元教授が書いたエッセー『私一人で悲しみます』はボリ出版社から出版される予定だという。本のサブタイトルは「深い絶望とさらに高い希望」だ。
この本には、鄭慶心元教授が3年2カ月間にわたり経験した拘置所生活、宗教的な出会い、60年の半生を振り返る文章、家族への手紙などが収録されているとのことだ。
鄭慶心元教授はまた、この本で「ある日突然、娘・息子・夫と別れて拘置所の独房に閉じ込められた」「拘置所で1152日間、苦痛と試練の時を過ごしながら、家族と世の中にあてて、そして自分にあててA4用紙の4分の1くらいの大きさにあたる拘置所報告用紙の裏に、鉛筆に力を込めて切ない胸の内をつづった」と執筆の背景を説明している。
鄭慶心元教授は娘・曺ミン氏の東洋大学表彰状を偽造し、同氏の入試に不正な影響力を行使したとして起訴され、昨年1月、大法院(最高裁判所)で懲役4年の刑が確定した。満期出所日は来年8月だが、今年9月に仮釈放された。
曺国元長官は今年8月にエッセー『ディケの涙』を、曺ミン氏は9月にエッセー『今日も進んでいます』を出版した。
チャン・ユンソ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
Copyright (c) Chosunonline.com