【ソウル聯合ニュース】隣国の歴史や文化に触れれば、理解は深まるはず――。日本の文化などに興味を持つ児童や生徒たちを対象にした校外学習活動「フレンズ日本」がこの秋、韓国・ソウル郊外の京畿道安山市で始まった。
同学習活動は日本語をはじめ日本の歴史や食べ物、文化などさまざまなテーマについて学ぶ授業を行っている。市内の小中学校に通う児童・生徒20人が参加しており、12月まで活動する予定。自らの希望で参加し..
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【ソウル聯合ニュース】隣国の歴史や文化に触れれば、理解は深まるはず――。日本の文化などに興味を持つ児童や生徒たちを対象にした校外学習活動「フレンズ日本」がこの秋、韓国・ソウル郊外の京畿道安山市で始まった。
同学習活動は日本語をはじめ日本の歴史や食べ物、文化などさまざまなテーマについて学ぶ授業を行っている。市内の小中学校に通う児童・生徒20人が参加しており、12月まで活動する予定。自らの希望で参加しているため、高い関心や意欲を見せている。募集当時は定員を超える申し込みがあったという。
活動は京畿道教育庁が運営している校外学習「京畿イルム(成し遂げる)学校」の一つだ。イルム学校のテーマはK―POPダンスや料理、アプリケーション開発など多彩で、児童・生徒は参加したい学習活動を自由に選ぶことができる。放課後学習の一環だが、地域全体を対象にするため、それぞれ別の学校に通う児童・生徒が集まる。
フレンズ日本は、日本のアニメーションなどに興味を持つ保護者たちが日本文化への理解を深めてもらおうと思ったのがきっかけとなり、10月から始まった。授業は毎週末に開かれており、韓国人の日本語教師や韓国の学校に務める日本人教師らが指導している。
両国の歴史や文化に関し、正確かつ幅広い教育を行うことに重点を置いている。体験授業も重視しており、10月22日にはソウルで開催された韓国と日本の文化交流イベント「韓日交流おまつり」の会場を訪れ、日本の伝統遊びや茶道などを楽しんだ。
フレンズ日本で指導にあたる尹美善(ユン・ミソン)さん(45)は「フレンズ日本を通じ、児童・生徒が間違った認識を持たず、韓国と日本の文化や歴史について理解できるようサポートしたい」と意気込みを語った。
聯合ニュース
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