【ソウル聯合ニュース】韓国外交部のイ・ジュイル副報道官は31日の定例会見で、政府が国会に提出した2024年度(1~12月)予算案で海外にいる脱北者保護に関する予算が今年度より縮小されたことについて、「脱北者の保護や移送に支障がないよう予算増額に向け努力している」と述べた。 来年度の予算案では海外脱北者保護のための予算として14億5400万ウォン(約1億6000万円)が計上された。今年度の16億15..
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【ソウル聯合ニュース】韓国外交部のイ・ジュイル副報道官は31日の定例会見で、政府が国会に提出した2024年度(1~12月)予算案で海外にいる脱北者保護に関する予算が今年度より縮小されたことについて、「脱北者の保護や移送に支障がないよう予算増額に向け努力している」と述べた。 来年度の予算案では海外脱北者保護のための予算として14億5400万ウォン(約1億6000万円)が計上された。今年度の16億1500万ウォンに比べ、約10%減少した。
新型コロナウイルス感染拡大の長期化や北朝鮮の国境封鎖で脱北者数が減り、今年使われなかった予算が発生したため、来年度予算案では一括して削減された。
ただ北朝鮮が今年9月、3年8カ月ぶりに国境を開放したことで、脱北者が再び増える可能性が高まっており、来年度予算案はこのような状況が十分に反映されていないとの指摘が出ている。これを受け外交部は国会での審議の過程で予算を増額する方向に方針を変更したtとみられる。
聯合ニュース
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