【NEWSIS】ソウル市内を流れる川の近くで、脚を切断された子猫の死体が相次いで発見された。動物愛護団体は、管轄の区庁が通報を受けたにもかかわらず対応を後回しにしたと主張している。
動物愛護団体「互いに一緒に動物同行本部」が23日に明らかにしたところによると、18日午後1時ごろソウル市西大門区の沙川橋付近を散策していた市民が子猫の死体と切断された脚などを発見した。
同団体が公開した写真には、5匹..
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【NEWSIS】ソウル市内を流れる川の近くで、脚を切断された子猫の死体が相次いで発見された。動物愛護団体は、管轄の区庁が通報を受けたにもかかわらず対応を後回しにしたと主張している。
動物愛護団体「互いに一緒に動物同行本部」が23日に明らかにしたところによると、18日午後1時ごろソウル市西大門区の沙川橋付近を散策していた市民が子猫の死体と切断された脚などを発見した。
同団体が公開した写真には、5匹の子猫が写っていた。黒い猫は脚が切断された状態で泣いており、黄色い猫などは脚を切断された状態で死んでいた。また、しま模様の猫は踏まれて死んだようだった。切断された猫の脚は死体の近くに放置されていたという。
目撃者はソウル市の電話相談窓口や西大門区庁に即座に通報したが、当日午後6時になっても死体の処理などの措置は取られなかったという。通報者と知人が、一命をとりとめた黒猫を救助して病院に連れていったが、猫は結局息を引き取ったとのことだ。
通報者は、19日にこの場所で草刈りの作業を目撃したと証言したため、愛護団体は証言を基に調査。その結果、「16日から作業者およそ6人が手や機械で草刈り作業を行った」という関係者の証言が得られたという。
子猫の死体損壊が主に脚に集中していることから、愛護団体は猫たちが草刈り機の刃をよけられずに被害に遭ったとみている。
愛護団体の関係者が20日、西大門区庁の担当者に草刈り作業について尋ねたところ「今週は沙川橋付近での草刈り作業はなかった」として「草刈り中に複数の猫が死んだという被害事実を立証せよ」と言われたという。
愛護団体の関係者は「市・郡・区庁は動物虐待防止に対する法的義務がある」「仮に動物虐待者の仕業なら、通報への対応を後回しにした地方自治体は、猫を死なせたことに対する責任がある」と主張した。
イ・ジュヒョン記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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