砲撃訓練のたびに600キロ先に大砲を運搬する韓国軍と一切制限がない北朝鮮軍【独自】

2023/10/27 16:38

9・19合意で縛りを受けた韓国軍の砲撃訓練 文在寅政権は島での砲撃を行わないことで合意 内陸で訓練を行う北朝鮮には一切制限なし

▲2018年9月19日、平壌の百花園迎賓館で「9・19南北軍事合意」に署名し文書を示す韓国国防部(省に相当)の宋永武(ソン・ヨンム)長官(当時)と北朝鮮人民武力相。左後方は文在寅(ムン・ジェイン)前大統領、右後方は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記。/NEWSIS

 9・19南北軍事合意の影響で、韓国軍は延坪島やペンニョン島などに配備されたK9や匕弓など主力兵器の訓練を行うたびに、これらを貨物船やバージ船、トレーラーなどで慶尚北道浦項にまで運搬していたことが26日までにわかった。訓練後に戻る距離を合わせれば往復1200キロ移動する「遠征訓練」を行っていたことになる。

 これに対して2010年に延坪島を砲撃した北朝鮮軍第4軍団は、甕津半島などから韓国の西海の島を..

続き読む