【ソウル聯合ニュース】韓国の池栄美（チ・ヨンミ）中央防疫対策本部長（疾病管理庁長）は２０日、新型コロナウイルスに関する中央事故収拾本部の会議で、高齢者らに新型コロナワクチンの接種を呼び掛けた。

　池氏は、新型コロナ感染症の分類が第４級に変わったが、ハイリスク群の重症化率と致死率は依然高く継続的な管理が必要だとし、「６５歳以上の高齢者、１２歳以上の免疫不全者、感染ぜい弱施設（高齢者療養施設など）の利用..

【ソウル聯合ニュース】韓国の池栄美（チ・ヨンミ）中央防疫対策本部長（疾病管理庁長）は２０日、新型コロナウイルスに関する中央事故収拾本部の会議で、高齢者らに新型コロナワクチンの接種を呼び掛けた。

　池氏は、新型コロナ感染症の分類が第４級に変わったが、ハイリスク群の重症化率と致死率は依然高く継続的な管理が必要だとし、「６５歳以上の高齢者、１２歳以上の免疫不全者、感染ぜい弱施設（高齢者療養施設など）の利用者、従事者らはワクチン接種に積極的に参加してほしい」と訴えた。８月末に新型コロナ感染症の分類を第２級からインフルエンザなどと同レベルの第４級に引き下げて以降、新規陽性者数は減少傾向にあるものの、この冬に再び流行する恐れがあると警告した。

　政府は今月１９日、高齢者らハイリスク群を対象にした新型コロナワクチンの接種を開始した。１２～６４歳の一般国民、医師から接種を勧告された子ども（５～１１歳）、乳幼児（６カ月～４歳）は来月１日から接種を受けられる。接種費用はいずれも無料。

聯合ニュース

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