▲共に民主党の李在明代表が9日、ソウル市江西区鉢山駅付近で江西区庁長補選に立候補した陳校薫候補の遊説に立っている/聯合ニュース
共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表が9日、ソウル江西区庁長補選の遊説に立ち、「国民の怖さを証明してほしい。国民を支配対象だと思って蔑視すればどんなことが起きるかを行動で証明してくれると確信している」などと述べた。李代表は6日、大庄洞・慰礼新都市開発を巡る便宜供与事件の初公判を健康上の理由で1時間で終えたが、 遊説する姿と好対照だった。
李代表は同日午後、ハンストからの回復治療のため入院して..
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▲共に民主党の李在明代表が9日、ソウル市江西区鉢山駅付近で江西区庁長補選に立候補した陳校薫候補の遊説に立っている/聯合ニュース
共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表が9日、ソウル江西区庁長補選の遊説に立ち、「国民の怖さを証明してほしい。国民を支配対象だと思って蔑視すればどんなことが起きるかを行動で証明してくれると確信している」などと述べた。李代表は6日、大庄洞・慰礼新都市開発を巡る便宜供与事件の初公判を健康上の理由で1時間で終えたが、 遊説する姿と好対照だった。
李代表は同日午後、ハンストからの回復治療のため入院していた緑色病院(ソウル市中浪区)を退院後、直ちに江西区鉢山駅前で行われた集中遊説現場を訪れた。李代表は演壇に立ち、「陳校薫(チン・ギョフン)候補を圧勝で当選させ、国の真の主人が国民であることを確信させてくれると信じている。今こそ江西区民の皆さんが立ち上がる時ではないか」と訴えた。約6分間の演説で「政権審判論」に火をつけ、支持層結集を狙う意図を明確にした格好だ。
会場の雰囲気は、選挙勝利の祝賀イベントを彷彿とさせた。李代表登場のニュースを受け、遊説会場には民主党議員50人余りなど党関係者が大挙集まった。区庁長補選に出馬した陳校薫候補と鄭清来(チョン・チョンレ)、朴賛大(パク・チャンデ)両最高委員が選挙運動員と一緒に踊ると拍手と歓呼が起こった。演説で尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に言及した部分では、支持者が「弾劾」を叫ぶ場面もあった。
李代表は6日、大庄洞・慰礼新都市事件の初公判で健康上の理由を挙げ、審理の切り上げを要求した。公判が1時間余りで終了後、李代表は病院に立ち寄り、国会に向かい、「故チェ上等兵事件」の特別検事導入に関するファストトラック採決に加わった。このため、李代表が裁判を故意に避け、政治日程だけに出席するのではないかとの見方も出ている。
キム・サンユン記者、キム・ジョンファン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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