昨年の韓国臓器提供者405人、10年ぶり過去最低更新…待機者は5万人

2023/10/01 04:36

 韓国で間質性肺疾患を患うAさんは2018年から5年間にわたり、毎日重さ3キロの酸素ボンベを肩に担いで暮らしている。歯磨きや洗面でも息切れしてしまう。酸素ボンベにつながっている管なしには1日も生きられない。唯一の希望は肺移植だ。今年の初めに移植の機会が訪れた。しかし、脳死者(ドナー)の肺損傷がひどく、移植を受けられる状態ではなかったため、病院を後にするほかなかった。Aさんは「いつになったらこの苦痛..

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