忠清北道清州市五松邑の宮坪第2地下道水没事故現場で笑っている様子がテレビ画面に映った忠清北道幹部に対し、インターネット上で批判が相次いでいる。問題の人物は地下道を管理する維持管理担当局長のA氏だ。
インターネット上の掲示板には16日、元喜竜(ウォン・ヒリョン)国土交通部長官の現場視察を中継した映像のキャプチャーが投稿された。写真には現場に到着した元長官を案内していたA局長が長官の隣で明るく笑って..
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忠清北道清州市五松邑の宮坪第2地下道水没事故現場で笑っている様子がテレビ画面に映った忠清北道幹部に対し、インターネット上で批判が相次いでいる。問題の人物は地下道を管理する維持管理担当局長のA氏だ。
インターネット上の掲示板には16日、元喜竜(ウォン・ヒリョン)国土交通部長官の現場視察を中継した映像のキャプチャーが投稿された。写真には現場に到着した元長官を案内していたA局長が長官の隣で明るく笑っている姿が映っている。ネット上では「あの横で笑っている人物は何だ。鳥肌が立つ。状況を把握できない公務員は全員切り捨てるべきだ」といった非難のコメントが付いた。
忠清北道が管轄する地方道路を管理しているA局長は事故現場を訪れた元長官を迎えた。問題の映像を確認したところ、A局長は元長官に頭を下げ、挨拶をしながら数回笑みを見せた。
これについて、A局長は「慎重さを欠いた」として「申し上げるべき言葉もない」と陳謝した。
忠清北道は美湖江に洪水警報が発表されたにもかかわらず、地下道の通行統制をしなかったとする非難を受けている。今回の事故現場を担当しているA局長は「地下道は規制できる基準を満たしていなかった」「堤防決壊で一度に多くの水が流入したことで起きた事故だ」と述べており、責任回避ではないかとの指摘も受けている。
今回の事故では17日夜の捜索完了までに14人が遺体で収容された。現場の宮坪第2地下道は、地方道508号線上にあり、忠清北道が管理している。
シン・ジョンフン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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