中国で改正反スパイ法施行、米国務省が渡航再考を勧告「恣意的な拘禁や出国禁止の恐れ」

2023/07/04 13:36

▲写真=UTOIMAGE

 米国務省が「中国本土、香港、マカオで恣意(しい)的に拘禁される可能性がある」との懸念から、米国市民に対しこれらの地域への旅行を再考するよう勧告した。中国が反スパイ法を改正・強化し、対外関係法により外国人が中国当局に拘禁される恐れが強くなったことへの懸念がその理由だ。

 米国務省は3日にホームページで「中国政府は公正かつ透明な手続きなしに現地の法律を恣意的に執行している。これには米国市民や他国の国民..

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