▲写真=UTOIMAGE
中国・大連の海底トンネルが開通2週間で水浸しになった。中国の英字紙グローバル・タイムズなどの外信各社が16日(現地時間)に報道した。
報道によると、同日午前8時ごろ、大連湾海底トンネル運営センターに、「トンネルの地面に水がたまっている」という通報が寄せられたという。同センター側は緊急の補修要員を投入して補修作業を実施し、2時間後の午前10時ごろ、車両の通行が再開されたとのことだ。
公安当局は「今..
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▲写真=UTOIMAGE
中国・大連の海底トンネルが開通2週間で水浸しになった。中国の英字紙グローバル・タイムズなどの外信各社が16日(現地時間)に報道した。
報道によると、同日午前8時ごろ、大連湾海底トンネル運営センターに、「トンネルの地面に水がたまっている」という通報が寄せられたという。同センター側は緊急の補修要員を投入して補修作業を実施し、2時間後の午前10時ごろ、車両の通行が再開されたとのことだ。
公安当局は「今回の事故は補助道路に設置された消防バルブから水がもれたために発生したに過ぎない」としている。しかし、中国のネット上では、トンネルそのものの安全性に疑問を抱いている人もいる。事実、「ウェイボー(微博)」など中国のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で公開された当時のトンネル内部の動画を見ると、トンネルの壁と天井から水が降り注ぐ様子が確認できる。
もう一方の区間は、一見して分かるほど大量の水が道路にあふれている様子だった。水浸しになった部分を走行していた車も、車輪の一部が水没した状態で徐行運転を続けていた。ネット上の人々は「開通して2週間しかたっていないトンネルから水がもれることが理解できない」「海底トンネルの漏水は本当に恐ろしいことだ」などの反応を見せている。
大連湾海底トンネルは着工から4年後の今月1日に開通した。大連市中山区と甘井子区を結ぶ往復6車線幹線道路(12.1キロメートル)から大連湾海域地下5.1キロメートルを貫く区間だ。寒冷地帯の中国東北部で初めて開通した海底トンネルでもある。当局は「100年耐えられる耐久性を確保するため、ハイテク掘削工法が適用された」と説明していた。
ムン・ジヨン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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