【独自】「趙瑪利亜が息子・安重根に送った『手紙』は日本人僧侶の作り物だった」(下)

2023/03/19 17:01

都珍淳教授の未発表論文「趙瑪利亜の手紙、操作と実体」で明かされた内容

▲2002年に韓国語に翻訳された『わが心の安重根』。写真は、2022年に出版された改訂版の表紙。

■「手紙」(a)の最終分析

 今、あらためて、現在広く流布している手紙(a)の実体を分析してみます。これは、都珍淳教授の論文を基に私が再び番号を振って分析したものです。太字で表示した部分が、1994年以降に付け加えられたものです。

〈(1)おまえが老いた母より先に死ぬことを不孝と考えるのであれば、この母は笑い者になるだろう。

(2)おまえの死はおまえ一人のものではなく、朝鮮人全体の公憤を背負っているのだ..

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