「何が何でも反日」にNO…韓国で興行不振続く抗日映画(上)

2023/02/19 11:03

▲2015年の韓国映画『暗殺』に登場する独立軍最高のスナイパー、アン・オギュン(チョン・ジヒョン)。同映画は観客1270万人を動員した。写真提供=CJ ENM

 映画の興行を助ける材料とされてきた「抗日(反日)」だが、最近の映画館街では今ひとつになりつつある。

 李舜臣(イ・スンシン)将軍が主人公の『ハンサン -龍の出現-』は観客726万人を集めたが、その前編に当たる2014年の映画『バトル・オーシャン 海上決戦』(1761万人)に比べると観客動員数が半分にもならず、興行的には振るわなかった。安重根(アン・ジュングン)義士の最期の1年を描いた映画『英雄』=..

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