「北朝鮮の核施設が崩壊して平壌に封鎖令が発令され、(韓国の)首都圏一帯に放射能の影響が及ぶ可能性がある」というデマが拡散され、韓国国内に不安が広がった。
カカオトークやオンラインコミュニティーなどでは11日、こうした内容のフェイクニュースが広まった。このフェイクニュースは、日本メディアのNHKソウル支局の名義で作成されており、「政府当局者が確認中。特報」という文章で始まっている。
さらに「今日未..
続き読む
「北朝鮮の核施設が崩壊して平壌に封鎖令が発令され、(韓国の)首都圏一帯に放射能の影響が及ぶ可能性がある」というデマが拡散され、韓国国内に不安が広がった。
カカオトークやオンラインコミュニティーなどでは11日、こうした内容のフェイクニュースが広まった。このフェイクニュースは、日本メディアのNHKソウル支局の名義で作成されており、「政府当局者が確認中。特報」という文章で始まっている。
さらに「今日未明、北朝鮮の寧辺核施設で廃棄物保管所の崩壊事故が発生。平壌封鎖令」「首都圏一帯は放射能影響注意」「日本の情報当局のヒューミント(情報収集活動)、衛星情報を通じ、北朝鮮・寧辺の核廃棄物貯蔵タンク爆発事故発生を確認」「プルトニウム分離実験の途中で爆発したとみられる」「ソウル市内の放射能感知器では検出されない発がん性物質流入の可能性」などと書かれている。
これを見たネットユーザーたちは「本当なのかは分からないが、不安だ」「ありそうな話なので怖い」「フェイクニュースっぽいけど、何があったのか気になる」などの反応を見せた。
これについて韓国国防部(省に相当)は「NHKの名をかたった出どころ不明の文字メッセージは事実でないとみられる」として「NHK支局も全く把握していない事だ。情報当局も現在までは特異な兆候はないとみている」とコメントした。
キム・ソジョン記者
チョン・チェビン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
Copyright (c) Chosunonline.com