▲科学技術情報通信部提供
韓国科学技術情報通信部(省に相当)は9日、「米航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星ERBSがアラスカ沖合の海上に完全に落下した」と発表した。
NASAは「米国の地球観測衛星が9日午後1時4分ごろにアラスカ南西のベーリング海近く(北緯56.9度、西経166.2度)に落下した」と発表した。落下地点は宇宙環境を監視する韓国天文研究院が予測した経路上だという。科学技術情報通信部が説明した。
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▲科学技術情報通信部提供
韓国科学技術情報通信部(省に相当)は9日、「米航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星ERBSがアラスカ沖合の海上に完全に落下した」と発表した。
NASAは「米国の地球観測衛星が9日午後1時4分ごろにアラスカ南西のベーリング海近く(北緯56.9度、西経166.2度)に落下した」と発表した。落下地点は宇宙環境を監視する韓国天文研究院が予測した経路上だという。科学技術情報通信部が説明した。
科学技術情報通信部は前日「天文研究院が行った軌道分析による落下予測範囲には韓半島も含まれている」と発表していた。
科学技術情報通信部は9日午前7時ごろに警戒警報を発令し、宇宙危険対策本部を招集した。午前11時31分ごろスマートフォンを通じて国民にメッセージを送り「12時20分から午後1時20分の間に韓半島周辺に米国人工衛星の一部残骸が落下する可能性がある」として警戒を呼びかけた。
ERBSは1984年10月5日にスペースシャトル・チャレンジャーから放出された。地球の放射収支を観測する任務を遂行してきた地球観測衛星で、重さは2450キロだ。当初活動期間は2年とされていたが、その後は2005年に活動を終了するまで21年にわたり地球の大気を観測してきた。
チョン・ミンハ記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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