韓国で虐待受ける未成年者、自ら「親子の縁」を切ることが可能に

2022/05/04 15:00

未成年者が直接、親権喪失の請求可能 養育費を滞納する父母の監置も容易に 家事訴訟法改正案を立法予告

▲ソウル家庭裁判所・ソウル行政裁判所庁舎/写真=全基炳(チョン・ギビョン)記者

 韓国法務部(省に相当)は3日、満19歳未満の未成年者が、虐待を行うなど親権を乱用する父母に対し直接、親権喪失など家事訴訟を請求できるとする条項を新たに盛り込んだ家事訴訟法全部改正案を立法予告した。幼い子どもの家事訴訟手続きを支援する「節次補助人制度」が導入され、離婚後の養育費の支払いを怠る父母に対して家庭裁判所が一段と容易に監置の命令を下せるようにした。法務部は、来月13日まで改正案に対する意見..

続き読む