▲写真=NEWSIS
「国際義勇軍」として参戦するとして、ウクライナに無断で入国した韓国海軍特殊戦戦団(UDT/SEAL)の元大尉イ・グン氏が30日、インスタグラムで近況を公表した。
イ氏は「私がウクライナに入国して以降、私の去就について多くの憶測が飛び交った。そのため、皆さんと状況をシェアし、誤解を解こうと思う」とした上で、「ウクライナ国際軍団に到着し、契約書に署名後、私は実戦経験がある米国、英国などの外国人要員を..
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▲写真=NEWSIS
「国際義勇軍」として参戦するとして、ウクライナに無断で入国した韓国海軍特殊戦戦団(UDT/SEAL)の元大尉イ・グン氏が30日、インスタグラムで近況を公表した。
イ氏は「私がウクライナに入国して以降、私の去就について多くの憶測が飛び交った。そのため、皆さんと状況をシェアし、誤解を解こうと思う」とした上で、「ウクライナ国際軍団に到着し、契約書に署名後、私は実戦経験がある米国、英国などの外国人要員を集めて特殊作戦チームを結成した。その後、私が結成したチームはさまざまな機密任務を遂行したが、具体的な任務の時期や場所については憶測を控えてほしい」と説明した。
イ氏は「我々チームは昨日付で別の地域に移動し、直接的な攻勢作戦に参加している。安全の関係上、これ以上詳細な情報は明らかにできない点を理解してもらいたい」とした。
イ氏はまた、「私はウクライナ軍、ウクライナ国民から全幅の支援、支持を受けており、ウクライナの人々は一心に国際軍団の功労に深い感謝を表明している。上記内容はウクライナ国際軍団の許可を得て掲載したものであり、作戦上の秘密には抵触しない」とも書いた。
イ氏はウクライナに入国後、連絡が途絶えていた。その後、インターネット上ではイ氏の死亡説、ホテル滞在説などが流れていた。
これに関連し、韓国外交部は今月18日、イ氏を含む韓国国民9人が今月2日以降、周辺国を経由でウクライナに入国し、これまで同国を出国していないとした上で、「うち相当数は外国人部隊に参加するために入国したと推定される」との見解を示していた。
その後、鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は28日、国会外交統一委員会の全体会議で「これまで把握済みの義勇軍に加わった9人のうち3人は(韓国に)戻った。2人は所在すらつかめておらず、各方面で努力している」と述べた。
また、現地に滞在している残る4人のうち女性1人はボランティアをしており、3人は所在を把握し、連絡が可能な状況だという。
キム・ミョンイル記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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