「どうせならば国産を使おう」 中国の若者に愛国消費ブーム

2022/01/02 07:03

 中国広東省深セン市に昨年4月、レトロ風の飲食・文化施設「文和友」がオープンした。午前7時から行列ができ、川辺の道路から近所の橋まで500メートル以上続いた。午後になると、順番待ちの番号が5万番を超えた。一部ネットユーザーが「むしろ高速列車に3時間乗って、(1号店がある)長沙に行ったほうが早い」と書き込んだほどだが、現在も人気が続いている。

 2018年に湖南省長沙市に開業した文和友は、1980年代..

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