元在韓米軍司令官「韓国の軍事力はかなり見劣り…終戦宣言で何を得たいというのか」(上)

2021/12/27 12:19

前職と現職の在韓米軍司令官、文在寅政権に相次いで苦言 戦時作戦統制権移管に懸念-「ミサイル防衛システムの配備が先」 韓米連合訓練縮小への批判も-「米軍戦闘機と共に最後に訓練したのはいつか」 終戦宣言を巡る意見の食い違いが明確に-「宣言をしても北朝鮮の脅威は変わらない」

▲2019年5月に青瓦台(韓国大統領府)で開催された韓米軍主要職位者招請懇談会で対話を交わす文在寅(ムン・ジェイン)大統領とロバート・エイブラムス在韓米軍司令官(当時)。/聯合ニュース

 ロバート・エイブラムス元在韓米軍司令官兼韓米連合司令官は25日、米政府系放送「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」とのインタビューで、韓国軍への戦時作戦統制権移管について「率直に言うと多くの点で問題がある」と述べた。エイブラムス氏は終戦宣言についても「終戦宣言をすることで何を得たいのか明確ではない」「最近の北朝鮮は明らかに核によって脅威となっている」と指摘した。先月初めにはポール・ラカメラ現司令官..

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