【コラム】6・25戦争を勝手に解釈した中国映画…また復活してやられてしまうのか

2021/09/19 05:30

6・25戦争最後の戦闘が舞台の中国美化映画を輸入 知らずにやったのなら哀れ…分かっていてやったのなら「反逆」 中国、「カネの力」で歴史歪曲…悪化の一途 警戒を緩めると復活し、またやられてしまう

▲中国で歴代1位のヒット作となった映画『戦狼2』(2017)、7位の『紅海行動』(2018)、10位の『私と私の祖国』(2019)

 「7・13大攻勢」もしくは「金城の戦い」は、6・25戦争末期の最後、最悪の大きな戦いだった。1953年7月に中共軍は、東部戦線で国連軍が北進して得た唯一の突出地域だった金城地区に前例のない攻勢を展開した。迫り来る休戦と反共捕虜釈放の渦の中、休戦協定で有利な立場を占めようと始まった総攻撃だった。主目標は、砲兵戦力が弱い韓国軍守備地域。中共軍はできるだけ多くの韓国軍兵士を殺そうとした。その結果、防衛..

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