▲国民権益委員会の不動産全数調査で父親の農地法違反疑惑が取りざたされた野党・国民の力の尹喜淑(ユン・ヒスク)議員が先月25日、疎通館で議員辞職と大統領選挙不出馬宣言の記者会見を開いた時、李俊錫(イ・ジュンソク)代表は会見場を訪れて尹議員を引き止め、涙をこぼした。写真=聯合ニュース
韓国の最大野党・国民の力の李俊錫(イ・ジュンソク)代表の父親が済州島に17年間農地を所有していながら、自身は農業をしておらず、農地法違反の可能性があることが3日、指摘された。SBSは同日、「李俊錫代表の父親が2004年1月に済州島西帰浦市安徳面一帯に2023平方メートルの畑を購入、現在まで所有している」「父親は『17年間、自分が農業をしたことも、委託営農した(人に土地を貸して農業をさせた)ことも..
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▲国民権益委員会の不動産全数調査で父親の農地法違反疑惑が取りざたされた野党・国民の力の尹喜淑(ユン・ヒスク)議員が先月25日、疎通館で議員辞職と大統領選挙不出馬宣言の記者会見を開いた時、李俊錫(イ・ジュンソク)代表は会見場を訪れて尹議員を引き止め、涙をこぼした。写真=聯合ニュース
韓国の最大野党・国民の力の李俊錫(イ・ジュンソク)代表の父親が済州島に17年間農地を所有していながら、自身は農業をしておらず、農地法違反の可能性があることが3日、指摘された。SBSは同日、「李俊錫代表の父親が2004年1月に済州島西帰浦市安徳面一帯に2023平方メートルの畑を購入、現在まで所有している」「父親は『17年間、自分が農業をしたことも、委託営農した(人に土地を貸して農業をさせた)こともない』と認めた」と報道した。
李俊錫代表の父親はSBSに「済州島で温泉事業をしていた高校時代の同級生の勧めで、農地を1億6000万ウォン(現在のレートで約1500万円)で購入し、リタイア後に田園住宅を建てる目的で、これまで所有していた」と説明した。しかし、これは「農地は、一部の例外を除き、自分の農業経営に利用するか、(今後)利用する者でなければ所有できない」という現行の農地法の趣旨に反すると指摘されている。
李俊錫代表の父親は「農地取得に必要な書類は知人が代わりに作成した」「購入5年後の2009年には、農漁村公社に委託営農を申請したが、長期間農地が放置されていたために拒否され、その後は注意を払っていなかった」と釈明した。農漁村公社はその後、李俊錫代表の父親に農地整備した上で6カ月後に再申請するように言ったが、父親は土地を整備したり、再申請したりはしていなかったことが分かった。
李俊錫代表はSBSの報道後に出した見解文で、「父親の不動産購入は、私が満18歳の2004年のことだった」「私は当時、米国留学中だったし、その後も認知できていなかった」と述べた。その上で、「農地取得の事実についてSBSの取材後、両親に聞いて知った」「農地法違反の可能性などについて、家族に代わって恐縮している」と述べた。
ウォン・ソンウ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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