韓国カトリック初の「血の殉教」、230年経て発見

2021/09/05 05:03

尹持忠・持憲兄弟と権尚然の遺体、全羅北道完州の「草南イ聖趾」で発見 斬首刑・凌遅処死刑に遭った痕跡あり 韓国カトリック「金大建神父生誕200周年に神が与えてくださった大きな大きな贈り物」

▲韓国カトリック初の殉教者である尹持忠の遺体の一部。第5頸椎に斬首された痕跡(円内)が見られる。鋭い物で切断されたと推定される「鋭器損傷」が残っている。/写真=カトリック全州教区提供

 韓国カトリック初の殉教者である尹持忠(ユン・ジチュン)パオロ=1759-91=と権尚然(クォン・サンヨン)ヤコブ=1751-91=の遺体が全羅北道完州郡の「草南イ聖趾(し)」で発見された。1791年の辛亥(しんがい)迫害で殉教してから230年ぶりのことだ。尹持忠の弟で、1801年の辛酉(しんゆう)迫害で殉教した尹持憲(ユン・ジホン)フランシスコ=1764-1801=の遺体も併せて確認された。これ..

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