東京五輪:選手経験ない「バレーボール界のヒディンク」ラバリニ女子韓国代表監督

2021/08/05 11:12

「データ・バレー」で強豪国を相次ぎ撃破 「体格のいいトルコに対してはサーブがカギ」 守備・攻撃をリアルタイムで変えて攻略

▲太極旗(韓国国旗)を手にした3人の外国人師団…昨年、バレーボール女子韓国代表の東京五輪出場チケットを獲得した後、太極旗を手に喜ぶ「ラバリニ師団」。写真左からアンドレア・ビアシオリ戦力分析官、ステファノ・ラバリニ監督、セザール・エルナンデス・コーチ。写真=ヤン・ジヘ記者

 バレーボール女子韓国代表の東京五輪準決勝進出は、精神力だけによる快挙ではない。「データ・バレー」に一家言ある超豪華外国人師団が力を合わせた結果だ。

 ステファノ・ラバリニ監督(42)=イタリア=は、バレーボール大国ブラジルのリーグで4冠を成し遂げた名将だ。バレーボール選手としてプレーしたことは全くないが、バレーボールの分析が好きで、16歳の時から地域クラブのコーチを務めてきたという独特の経歴の持ち..

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