【ソウル聯合ニュース】韓国の広報活動などに取り組む誠信女子大の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授は8日、オンライン百科事典「ウィキペディア」の日本語版が韓国の詩人・尹東柱(ユン・ドンジュ、1917~45年)を「日本国籍の詩人」と記載していることに対し、訂正を要求するメールを送ったと明らかにした。
徐氏は、尹東柱が日本による植民地支配時代に活動したことは歴史的な事実だとしながらも、「韓国人であり、国籍..
続き読む
【ソウル聯合ニュース】韓国の広報活動などに取り組む誠信女子大の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授は8日、オンライン百科事典「ウィキペディア」の日本語版が韓国の詩人・尹東柱(ユン・ドンジュ、1917~45年)を「日本国籍の詩人」と記載していることに対し、訂正を要求するメールを送ったと明らかにした。
徐氏は、尹東柱が日本による植民地支配時代に活動したことは歴史的な事実だとしながらも、「韓国人であり、国籍を『日本』にしたのは誤り」と指摘した。正しく記載されるまで抗議を続けるという。
先ごろ、中国のインターネット検索大手、百度(バイドゥ)のオンライン百科事典が尹を中国国籍の朝鮮族と記載していることも分かり、徐氏はバイドゥ側に訂正を要求し続けている。
徐氏は1936年ベルリン五輪の男子マラソンで金メダルを獲得した孫基禎(ソン・ギジョン、1912~2002)についても、日本の五輪博物館「日本オリンピックミュージアム」(東京都新宿区)で日本人メダリストと誤解されかねない形で紹介されているとして、正しく展示するよう求めている。
聯合ニュース
Copyright (c) Chosunonline.com